【人生の後悔10選】後悔した時の考え方と、後悔しないための考え方を徹底解説




人生は選択肢の連続です。

あー、あの時言った言葉を取り消したい。
言わないでおいたことを言っておけばよかった。
別のことにチャレンジしておけばよかった。

だれでも幾度となく自分の人生、選択を振り返ったことがあることでしょう。

人間は年を重ねると経験が増えていき、選択する機会も増え、同時に後悔することも増えていきます。

本記事では後悔をした時、少しでも前向きになれる考え方、行動の仕方についてまとめました。

・人生でみんなが後悔していること
・後悔した時に立ち直るための考え方
・これから先の人生で後悔しないための考え方

後悔している方の参考になったら幸いです。

目次

人生に後悔がない人などいない


人は誰しも後悔や未練を抱きながら生きており、人生に後悔がない人はいません。

たとえ世界で大活躍するスーパースターや政治家、技術者であっても例外ではありません。

なぜなら人生は選択肢の連続だからです。
人は選択肢を誤った時に後悔を感じるものです。

ケンブリッジ大学のBarbara Sahakian教授の研究によると、人は1日に最大35,000回の決断をしているとされています。

数多くの選択肢の中から常に最善の選択をすることは現実的に不可能です。

また人は成長し変化する存在です。
過去の自分とは異なる価値観や情報を持ち、経験を積むことで新たな視点が生まれます。

ですから過去の選択や行動を振り返る際には、現在の自分の視点から見ると後悔や疑問が生じてしまいます。

さらに、選択肢の中にはいずれも正解という場合もあります。
しかし、人生には限られた時間とリソースしかなく、特定の選択や行動をすることで他の選択や行動を選ぶ機会を逃す場合があります。

これによって、後になって逃した機会や可能性に対して後悔の感情が生じることがあります。

人生でみんなが後悔していること10選


人生という旅において、後悔は人々が共通して抱える感情の一つです。

様々な経験や選択を通じて、後になって「あの時はもっとこうしておけばよかった」と感じる瞬間が訪れることは少なくありません。

ここでは、人生で多くの人が後悔しているとされる10の事柄をご紹介します。

・しっかりと勉強をしなかった、遊んでおかなかったこと
・リスクをとりチャレンジしなかったこと
・健康管理をしっかりしなかったこと
・自己成長を怠ったこと
・自分自身を表現しなかったこと
・人に謝らなかったこと、嘘をついたこと
・告白しなかったこと
・親孝行をしなかったこと
・ギャンブルや投資などでお金を失ってしまったこと
・目的もなく時間を浪費してしまったこと

あなたが感じている後悔に似たものがあるのではないでしょうか。

しっかりと勉強をしなかった、遊んでおかなかったこと


若い頃に勉強しなかったり、遊べる時に遊んでおかないと後悔することがあります。

勉強は、自己成長や将来の成功において重要な要素です。
学校や大学での授業を真剣に受けるだけでなく、生きる上で必要な知識を増やしたり、スキルを身につける必要があります。

勉強を怠り続けてしまうと知識やスキルの不足、成績の低下、将来の進路の制限などに影響が出て、後悔することになります。

一方、遊びやリラックスは、ストレスの軽減や心身の健康維持に不可欠です。

友人や家族との思い出作りで遊びに行ったり、趣味や興味を追求することは、人生に喜びと充実感をもたらす要素の一つです。

ですから、遊びに時間を割くことは、バランスの取れた人生を築くために重要です。

遊んでおかないと良い人間関係を築けなかったと後で後悔することになりかねません。

リスクをとってチャレンジをしなかったこと


リスクをとってチャレンジをしないことで、後悔することは少なくありません。

チャレンジしていれば、例え失敗したとしても少なくとも行動を起こしたという経験や満足感を得られます。

しかし、リスクを回避してしまった場合、何かを試みなかったこと自体に後悔を感じるかもしれません。

ただ、リスクをとることは常に正しい選択ではありませんので、リスク評価やバランスを考慮することも重要です。

健康管理をしっかりしなかったこと


健康管理を怠ると、身体的な不調や体力の低下により、日常生活や仕事に支障をきたすことがあります。

例えば、不摂生な食生活や運動をせずにダラダラと過ごしていると、肥満や心血管疾患、糖尿病などの生活習慣病を発症するかもしれません。

結果、医療費や治療費の負担が増えたり、辛い思いをして後悔する場合があります。

自己成長を怠ったこと


自己成長をするには新しい知識を得たりやったことのないことにチャレンジする必要があります。

少なからず変化を伴うことですから、自己成長には苦痛が伴うかもしれません。

しかし、自己成長を怠った結果、将来後悔する人はたくさんいます。

例えば会社で奨励される資格を今すぐには必要とされないから取らなかった。

その結果資格を持った人がプロジェクトに推薦され、自分はチャンスを逃してしまった。

ということもあるかもしれません。

自分磨きを怠ってチャンスを逃さないよう、自己成長することを日頃から心がけましょう。

自分自身を表現しなかったこと


人は自分自身を表現しないことで、後悔することがあります。

意見や感情、考え方は言葉や行動に移さないと意味がありません。

意見や感情を抑え続けると、なりたい自分、自分の理想から乖離していきます。
乖離して取り返しがつかなくなって初めてあの時こうしておけば良かったと後悔するのです。

勇気を持って発信するべき事はしっかり表現することが大切です。

人に謝らなかったこと、嘘をついたこと


人間関係は些細な嘘や行き違いでいとも簡単に壊れてしまいます。

小さな嘘が積み重なって信頼関係が壊れてしまったり、些細なわだかまりをそのままにしたばかりに誤解が生じ関係が悪くなってしまうことも少なくありません。

後悔しないためにも、自分の過ちに気づいた時にはすぐに関係を修復することを意識しましょう。

告白しなかったこと


片思いを何年も引きずっている。
という話はよく聞きますが、「告白はしたの?」と聞くと「していない」と言う人がほとんどです。

そして、あの時思いを告げていれば、後悔することもなかったのにと口を揃えて言います。

告白をした人は後悔せず次に進むことができますが、告白しなかった場合は後で後悔する場合があります。

親孝行をしなかったこと


親のありがたみは若い頃にはあまり分かりません。
いて当たり前だと思ってしまうからです。

しかし、大人になって自分でお金を稼ぐようになり、特に自分に子供ができたりすると、親の気苦労が分かってきます。

子供を育てることは多くの費用面、精神面肉体面で大きな労力を割かなければなりません。

それを代償にしてもなおかわいいのが子供です。

子供の頃はそれが分からずついつい親を煩わしく思い反抗してしまったり、家出なんかしたことがある人もいるのではないでしょうか。

後から思い返してみて、親の立場に立ってみてもっと大切にすればよかったなと思う人も少なくありません。

ギャンブルや投資などでお金を失ってしまったこと


ギャンブルや投資は失敗するといとも簡単にお金がなくなってしまいます。

余剰資金でやるのは良いですが、自分の生活に関わるお金まで欠けてしまって最終的に借金までして人生が狂ってしまうと言う話は少なくありません。

ギャンブルには中毒性があり、投資は見かけだけ良くても実は詐欺だったりする事も少なくなく、見極めるのが非常に難しいのが特徴です。

生活に使うお金はしっかり確保するなどお金の管理をしっかりしておかないと後で後悔する事もあります。

目的もなくただ時間を浪費してしまったこと


ただ目的もなく時間を過ごしてしまうと言う事も後悔につながります。

目的もなくというとそんな事ないよと思うかもしれませんが、優先順位の低いことばかりをしてしまっていませんか?

やらなくてもいいことばかりして、やるべきことを疎かにしてしまうと後で時間を有効活用しておけばよかったと後悔することになります。

人生に後悔した時に立ち直るための考え方


いかに人生の後悔を減らそうと言えど、後悔なく過ごす人間など存在しません。

大事なのは後悔した時にどう立ち直るかです。

立ち直るための考え方をまとめました。

・感情を押さえ込まずに泣いたり怒ったりしてもいい
・いきない立ち直ろうと焦らなくていい
・一人で抱え込まないようにする
・自分を責めすぎないようにする
・自分と他人を比べない
・客観的な視点、また大きな視点を持つ
・過去は変えることができないと受け止める
・後悔した経験から得たことを考える
・未来のことを考えて前向きな気持ちを持つ

詳しく解説します。

感情を押さえ込まずに泣いたり怒ったりしてもいい

後悔して辛い時、悔しい時、悲しい時感情を無理やり押さえ込もうとしていませんか?

私は変なプライドで絶対に泣かないぞ、なんて思ったこともあります。
しかし、無理やり感情を抑え込んでも辛いだけです。

泣いたり怒ったり感情を曝け出してしまいましょう。
そうすることで不思議と気分が晴れたりするものです。

いきなり立ち直ろうと焦らなくていい

早く立ち直ろうとするあまり、焦ってしまい物事に取り組むこともあるかもしれません。

しかし、実際には立ち直れておらず、心の奥底で後悔を引きずってしまい何事もうまくいかない。

そんな事も少なくありません。

人間の心は思っている以上に複雑です。

すぐに立ち直ろうとせず、しっかり自分自身と対話したり、自身を癒す時間を取る。

時には必要な事と覚えておきましょう。

一人で抱え込まないようにする

一人で抱え込まないことが「後悔」から立ち直るために有効です。

人に打ち明けて感情を共有するだけで、話を聞いてもらうだけで少し心が軽くなることもあります。

人に相談する事で共感してもらったり、あるいは新しいアイデアを貰って何か前を向くきっかけをもらえるかもしれません。

また、感情の向かう先が人であればその人に向かって感情をぶつけてみるのも良いかもしれません。

自分を責めすぎないようにする

後悔した時、自分を責め過ぎないようにしましょう。
自分を責めることでより深い精神的なダメージを受けて、酷い場合うつ病などを発症してしまうこともあります。

立ち直るためには、気分転換をするなど、それ以外のことに目を向けることがお勧めです。

自分と他人を比べない

後悔する一つの原因に他者との比較があります。

「あの人はあの時こうしたからうまく行ったのに、私はどうしてそうしなかったんだろう」

と過去の選択を後悔してしまうのは、同じような選択肢の場で別の選択肢を選んで成功した人がいるからかもしれません。

しかし、それは結果論であって当時の自分からは選びようがない選択肢だったのです。

あなたと他者は根本的に違う人間ですから、比較して劣等感を感じ後悔する意味はありません。

人と自分を比べるのはやめましょう。

客観的な視点、また大きな視点を持つ

あなたの後悔は、あなたにとっては非常に大きなことかもしれません。

しかし、周りからみれば案外些細なことかもしれません。
例えば失恋で後悔している若者も、80歳の年配の方から見れば甘酸っぱい青春を謳歌しているなあとみられる事でしょう。

客観的に自分を見つめ直すこと、またミクロではなくマクロの大きな視点から自分を見つめ直すことが、立ち直るきっかけとなるかもしれません。

過去は変えることができないと受け止める

後悔する原因は、あの時こうしておけばよかったと言う悔しい思いです。

しかし、過去はどう足掻いても変えることができません。

「起きてしまった不変的な出来事」と受け入れる事が、再出発するための第一歩となります。

後悔した経験から得たことを考える

過去の選択を振り返る際に冷静な視点を持ち、失敗や誤りなど後悔したことから学ぶ姿勢を大切にしましょう。

人は過去の選択から学ぶ事で成長することができます。
そして、選択の失敗は誰もが少なからず経験するものです。

得たことに焦点を当てることで前向きになり、立ち直る道が開けるのです。

未来のことを考えて前向きな気持ちを持つ

過去の失敗は変える事は出来ません。
しかし、未来を変える事は出来ます。

失敗を踏まえて行動や心理を変える事でこれから先同じ失敗を起こす事は避けることができます。

過去にとらわれず未来に目を向ける事で前向きになることができ、立ち直ることができます。

これから先の人生で後悔しないための考え方


後悔から立ち直るための考え方は前述しましたが、そもそも後悔しないに越した事はありません。

もちろん後悔する事を0にする事は出来ません。
しかし、後悔の機会を減らすことは十分に可能です。

今後、人生で公開することを減らすための考え方をまとめました。

・何事も自分の意思で決める
・思い込みで決めることを減らす
・リスクとリターンについてしっかり考える
・決めた事はすぐやる実行に移す
・今しかできないことをやっておく
・大事な人を大切にする
・楽な方へに逃げない
・自分が死ぬときに後悔のない人生を

ぜひ参考にしてみてください。

何事も自分の意思で決める

物事を決めるときには、他人の意見を参考までに、自分の意思で決めるようにしましょう。

例えば、「みんながやってることだからやってしまおう。」「◯◯さんがこう言うからやってみよう。」

と指示に従ったり周りに流されてばかりいると、失敗した時に後悔してしまいます。

しかし、自己の内面と向き合い、納得のいく選択をすることを日頃から心がける事で、例え選択を誤ったとしても自分で決めた事だから仕方のない事だと割り切ることができます。

思い込みで決めることを減らす

思い込みで突き進むと失敗することがあります。

例えば、何か新しい事を始める、大きな買い物などをする時など、よく調べもせずに「これは良いものだ」と思い込むと失敗して後悔することがあります。

何事も判断する時は一度冷静になり調べたり、客観的な意見を取り入れつつ判断する癖をつける事で、後悔を減らすことができるでしょう。

リスクとリターンについてしっかり考える

物事には、リスクとリターンがつきものです。
しっかりと把握しておかないと後で後悔することになります。

何かうまい話が来た場合は、裏があることがほとんどです。

私も、過去友人がもってきた儲け話に疑いもせずに、お金を出した結果、詐欺にあったこともあります。

必ず犯罪に巻き込まれる事はやめることはもちろん、物事にトライする場合、自分の中でリスクとリターンを天秤にかけてリスクが多いものは避ける事を心がけると良いでしょう。

決めたことはすぐやる・実行に移す

やるべき事はすぐやる、決めた事はすぐやる。

即断即決を心がけましょう。
何事も早い方が良いと言うもの。

億劫だから後回し、後でやろうと考えていると後からまたやるべきことが出てきたり、体調不良など突発的なアクシデントに見舞われる。

など早く行動しておけば良かったと後悔することになる場合があります。

今しかできないことをやっておく

例えば学生の時間がある時に免許をとっておく。
ワーキングホリデーに20代のうちに行く。
部活や習い事に打ち込んでおく。

などその時にしか出来ないことが人生にはあります。

年齢制限があり出来なくなるものもあります。
また、人生は予想もしないことが起こるもので突発的に時間やお金、人間関係などが要因となりやろうと思っていたことができなくなる場合があります。

ですから今の時間を大切に今しかできない事に積極的にチャレンジすることが後悔を減らすためには大切です。

大事な人を大切にする

人はいつか必ず死ぬものです。
私の場合、突然大好きだった祖母が癌になったり、死なずとも親戚が認知症で物事がわからなくなってしまったり。

若くとも事故にあったり病気になったり何があるかわかりません。

ですから、身近な大事な人は必ず大切にすることを日々心がけるようにしましょう。

例えば日頃から「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたり、足を運んで会いに行ったりする事を心がけると良いでしょう。

楽な方へ逃げない

楽な方へ楽な方へ、常に楽な選択肢を取り続けると後悔する場合があります。

あなたは楽な選択肢を選んでその場しのぎや辛い事を先延ばしにしていませんか?

大切な事を後回しにしてしまって後で焦ってしまったり、期限に間に合わなくなってしまうと取り返しがつかないことになり、後悔する場合があります。

自分が死ぬ時に後悔のない人生を

究極ではありますが、明日自分の寿命が尽きるとしたらどう生きるかを考えてみるのも良いかもしれません。

寿命が残り少なかったらどう生きるのか、何をするのか。

と考えたら挑戦するのを後回しにしていたことに挑戦することができるかもしれません。
今まで言えずに内に抱えていたことを言えるかもしれません。

後悔を減らすために、時に自分が死ぬ時に後悔しない事は何かと考えてみるのも良いかもしれません。

まとめ

本記事では

・人生でみんなが後悔していること
・後悔した時に立ち直るための考え方
・これから先の人生で後悔しないための考え方

について解説しました。

人は必ず後悔するものです。
しかし、後悔しながらも明日を生きていかなければなりません。

後悔を糧にして、どう捉えるか、これから先のことをどう考えるかによってあなたの人生の質は変わってきます。

後悔を後悔だけで終わらせず、今後の人生をより豊かにするために、あなたが前向きになるきっかけを少しでも本記事で示せたのであれば幸いです。



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